米国電炉大手のスチール・ダイナミクス(SDI)は先週、テキサス州シントンに新設した鋼板新工場で最初の熱延コイルを生産した。同工場の稼働で米南西部やメキシコ市場をめぐる競争は激化しそうで、製品の差別化と輸入材の代替が新工場の成否を占うことになりそうだ。同工場は年産能力300万ネットトンで、CO2排出量を減らせる次世代型の電炉を導入。造れる鋼板...