2022トップインタビュー・鉄鋼新時代の経営ビジョン/山九・中村公大社長/高炉向けで培った技術・技能/電炉向けにも応用模索/「匠の技生かし、人と機械の両輪で」
――22年3月期連結経常利益は前年同期比12・8%減の305億円と、2期連続で減益を見込む。 「コロナ禍で企業の設備投資が計画より後ろ倒しとなり、鉄鋼や化学向けのプラントエンジニアリング(機工)事業で工事量が前期より減っている。石油・石油化学向けのSDM(大型定期修理工事)がないマイナー年にあたることも響く。ただ、機工事業全体で受注残高は極端...
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