下げ基調にあった海外鋼材市場に、底値感が漂っている。越フォルモサ・ハティン・スチールが先日、熱延コイル販価を750ドル程度にまで値下げしたが、関係者からは「メーカーの採算を考えれば、この辺りが底値になるのでは」という。また中国・宝山鋼鉄は2月販価を据え置きとしたが、例年は旧正月休みを控えるこの時期、2月だけでなく3月販価も同時に公表する。今...