2021年度の道内鋼材需要は、製造業向けが多い板系の品種では前年のコロナ禍からの回復による増加が見込まれ、建設向けのうち土木向けは「防災・減災・国土強靭化のための5カ年加速化対策」により堅調だ。一方、総需要の過半を占める建築向けは物件が少なく、北海道ボールパークなどの大型物件で20年度は好調だった異形棒鋼を中心に苦戦。通年での普通鋼鋼材受注...