昨年の電線業界はコロナ禍で営業活動が充分にできない状況の中で、2月には銅価が1トン当たり102万円となり、100万円台が長く継続してきた。長期間の銅価高騰により売り上げは増えるが、残念ながら中味はそれに伴っていない一年だったと思う。また今後の需要も非常に厳しい見通しとなっており、限られた需要の中で、中味を良くしていくしかないと考えている。 ...