昨年は経済活動再開により、関西の粗鋼生産量はコロナ前の2019年レベルまで回復。鉄スクラップ価格も高い水準で推移しただけでなく、H2とHSの価格差が大きく開いた。 今年の鉄鋼需要は、建設向けを中心に底堅く、粗鋼生産量もほぼフル生産となる見込みのため、鉄スクラップ需要も堅調と思われる。特に当地区では姫路で電炉が新設されるため、上級屑を中心に需...