今年度上期は、過去最高レベルの経常利益157億円を計上することができた。各事業部門の拡販・価格改善努力、製造部門の安定生産・コスト削減努力の成果といえる。ただ、化学品のスプレッド急拡大や株式評価益など一過性の利益があったのも事実。これらの恩恵がなくなる下期は真水の実力が試される時期となる。 今年も堅調な需要が継続するとみているが、中国動向や...