20年度の工具鋼の熱間圧延鋼材生産は19年度比22・8%減の16万1千トン。鋼板類と棒線類が半々で、品種別では合金工具鋼が47%、炭素工具鋼が46%を占める。自動車関連需要が多いが、主に部品素材用の鋼板類と、金型材や治工具などに多く使われる棒線では動向は異なる。 19、20年度とほぼ2割減が続き、近年のピークだった17年度比4割減まで縮小。...