20年度の鋼矢板生産量は前年度比7・3%減の55万トンと4年連続で減少した。本設向けは底堅く推移したが、仮設向けの需要が低下したことで前年を割り込む水準となった。生産メーカー3社では、JFEスチールが生産量を伸ばしシェアを拡大。日本製鉄はシェアを縮小したが、首位を維持している。 20年度の日本製鉄の生産量は前年に比べ11%ほど減少した。生産...