大同特殊鋼(社長・石黒武氏)は、海外取引比率が順調に伸びている。28日に発表した4~9月期の連結決算では、グループ会社を含めた海外取引比率(売上高比率)が28・6%となり、ここ数年では最も高くなった。海外子会社で決算期の変更が複数あった影響もあるが、自動車関連や半導体関連向けの海外取引が確実に伸びていることをうかがわせた。 同社の海外取引比...