21年度下期のH形鋼需要は堅調に推移する見通しだ。従来から堅調な物流倉庫のほか、投資意欲が回復傾向にある工場案件なども出件。低迷が続いていた中小物件も底打ちしており、全体に需要は伸びている。 2020年度の鉄骨需要は412万トン程度と前年を1割近く下回ったが、事前の想定よりも上振れした。物流施設やデータセンターなどの需要が下支えしており、都...