名古屋ステンレス流通協会がまとめた9月の店売りステンレス鋼板需給統計によると、品種間での増減がまちまちだったものの、全体の在庫は前月水準を2・0%上回る9077トンだった。前月比増加は2カ月ぶりとなるが、引き続きクロム系品種を中心に需給の引き締まり感が強い。 国内、海外ミルともヒモ付き分野の旺盛な需要を背景にロールがタイト化。店売り市場へ流...