日本鉄鋼連盟が18日公表した特殊鋼鋼材受注統計によると、8月の受注量は前年同月比27・4%増、前月比11%減の133万トンだった。昨年末以降は需要全般で回復基調が続いたが、半導体不足や部品調達難で自動車減産などによるサプライチェーンへの影響が懸念される。8月受注への影響は小さかったが、その後影響は拡大している。一方、市場全般では需給タイトな...