亜鉛相場の国内相対取引の目安となる電気亜鉛建値は11日、40万9千円となり、2018年6月以来3年4カ月ぶりに40万円台の高値圏に到達した。 新型コロナウイルス感染拡大の影響によって海外亜鉛相場が下落した昨年は30万円を割り込んだものの、世界的な金融緩和に伴う投機資金の流入や経済活動回復によって亜鉛地金の需給が引き締まったことで基調が転換。...