早ければ年内に増産体制に入りたい自動車生産に、今までとは異なる足かせ要因が出てきた。重要保安部品などに使われるアルミダイカスト製品が年明け以降、品不足に陥る可能性が出てきたためだ。中国の電力不足で、高いシェアを占める同国産金属シリコンの供給が急減。軽圧、アルミ二次合金地金メーカーの操業に影響するとの見方が、ユーザー周辺からも台頭してきた。自動...