全国ステンレス厚板シヤリング工業会(ANS会)統計によると、8月のステンレス厚中板(熱延品)販売量は前年同月比19・4%増の8113トンだった。需要はまだら模様だが、新型コロナ影響から徐々に脱しており、公共投資関連や医薬・半導体関連分野の堅調さに支えられ、月8千トン台に回復した。4月まで29カ月連続で前年同月割れが続いたが、5月以降はプラス...