日本製鉄の瀬戸内製鉄所呉地区(広島県呉市)の高炉が29日に休止され、59年の歴史に幕を閉じた。呉の高炉は2基あり、このうち稼働中だった第1高炉(炉容積2650立方メートル)が同日午前3時20分に吹き止められた。 同社が昨年2月に公表した第一弾の生産設備構造対策の一環。一時休止中だったもう一つの第2高炉(同2080立方メートル)も恒久的な廃止...