大手鋼材流通の中央鋼材(本社・東京都中央区、社長・後藤信三氏)は20日、H形鋼と一般形鋼の販売価格を12月出荷分からトン当たり3千円引き上げると発表した。採算改善を急務としてまずはメーカー値上げ分を反映し、市場の動向をにらみながら流通コスト分の上乗せも視野に入れる。 鉄鋼メーカー各社は原料高騰や人件費や輸送費などを含む販売経費の上昇を背景に...