財務省の貿易統計や日本鉄鋼連盟の発表をもとに7月の品種別鉄鋼輸出入状況をまとめたところ、半製品輸出では和歌山港からの台湾向けスラブが19年ぶりに月次で皆無となった。2002年に当時の住友金属工業が台湾・中国鋼鉄(CSC)グループの華隆(イエロン)と長期輸出契約を結んで以降、和歌山からスラブが出荷されてきたが、日本製鉄の生産体制見直しとミル移管...