日本製鉄、JFEスチールの高炉大手2社がサイバー攻撃対策に本腰を入れている。あらゆる設備や機器を通信ネットワークにつなぐIoT化の加速に伴い、不正アクセスのリスクも増大。最悪の場合、製鉄所が操業休止に追い込まれる事態も想定される。両社ともサイバー攻撃対策を経営の重点課題に位置づけており、新たな防御策の構築や組織体制の強化を急ぐ。