日本鋳鍛鋼会によると、7月の鋳鍛鋼生産量は鋳鋼(鋳放)が前年同月比14・3%増の1万1千トン、鍛鋼(打放)が同35・4%増の4万7千トンで、ともに5カ月連続プラスだった。自動車・建機・鉄鋼関連が回復をけん引したが、自動車生産で半導体供給不足などの影響が出て、不透明感が強まっている。 鋳鋼では土木建設・鉱山機械向けが着実な回復基調で、自動車や...