――産業機械事業が利益の大半を稼ぐ一方、素形材・エンジニアリング事業(日本製鋼所M&E)も業績堅調だ。 「鋳鍛鋼品が想定していたより順調だ。特に中国国内の火力発電所の新設や既設原子力発電設備の更新で、大型ロータシャフトの引き合いが多い」――高効率の火力発電への置換という狙いもあるだろうが、将来も火力発電の新設が相次ぐとは考えにくい。 「将来も...