熱延コイルの国際市場でインド材の存在感が高まっている。中国からの輸出が増値税還付の撤廃や減産で抑制される一方、モンスーン末期で国内が不需要期にあるインドミルが輸出商談を活発化させ、近隣では韓国向けにもオファーが出てきた。安値のインド材に押される形でベトナムの高炉メーカー、フォルモサ・ハティン・スチール(FHS)は10月出荷分のホット販売価格を...