全国厚板シヤリング工業組合がまとめた7月の鋼板流通調査によると、出荷量は前月比7・5%減(前年同月比9・1%増)の15万9325トンだった。 6月比で実働日数が減ったのが要因と思われるが、加えて7月下旬からは店売り市場を中心に〝夏枯れ〟の様相も鮮明になり、全体的に活況に欠けたことも背景にある。 前年同月比では5カ月連続増だが、1年前はコロナ...