9月の東海地区市場は、自動車の生産減インパクトは強く出そうだが、それが販価面にシャープに影響してくる可能性は低そうだ。トヨタをはじめとする自動車向けの下期価格はほぼ決定し、店売り分野での価格交渉も本格化している。自動車向け価格は今回が終着点ではない見込みで、引き続き「底値切り上げ」の流れになりそう。しかし、現物市況は契約ものにつられて踊り場的...