日本伸銅協会によると、7月の伸銅品生産量(速報値)は6万5710トンで前年同月比49%増だった。新型コロナウイルス感染拡大前の2019年同月並みの水準。自動車、半導体関連などの需要が好調で、条製品を中心に生産が増えた。銅管も前年水準を上回ったが、19年同月比では15%減と十分な回復に至っていない。 最大品種の銅条は2万3989トンで同54%...