日本鉄源協会は2050年に世界の鉄スクラップ発生量が9億6400万トンに増えると予測した。20年比では約50%増加。先進国の発生量がほぼ横ばいで推移する中、中国や、その他新興国での増加が全世界での発生量を押し上げる。60年までのカーボンゼロを表明した中国では電炉導入や鉄スクラップ回収に注力しており、世界的にも脱炭素化は緊急課題。今後は鉄スクラ...