日本アルミニウム協会によると2021年上期(1~6月)のアルミ圧延品稼働率は前年同期比6・8ポイント上昇の75・4%だった。コロナ禍で生産が急減した前年同期に比べ、自動車材などの荷動きが活発化したため19年並みに回復した。 品種別では板類の稼働率が9・6ポイント上昇の80・5%で、19年上期実績を上回った。生産能力が73万1250トン(1・...