アルミ圧延事業を手掛ける大手5社の21年4~6月期業績が出そろった。自動車分野をはじめとする国内需要が軒並み回復していることに加え、アルミ地金価格の上昇で販売価格や在庫評価が好転。全5社の経常損益は、新型コロナウイルスの感染拡大で低迷した前年同期実績を大きく上回った(昭和電工アルミニウムセグメントは営業利益)。