UACJの2021年4~6月期のアルミ板販売量は前年同期比21・3%増の33万トンだった。前年同期はコロナ禍による国内需要の減少が著しかったが、今期は自動車材や半導体製造装置材を中心に需要が幅広く回復。米国やタイ拠点の缶材販売も好調が持続したことで、コロナ禍前の19年4~6月期に記録した29万2千トンを大きく上回る改善を見せた。 品種別では...