日本溶融亜鉛鍍金協会がまとめた6月の構造物向け溶融亜鉛めっき生産量は、前年同月比2・9%減の8万6482トンと、21カ月連続のマイナスだった。需要分野別で前年同月を割り込む状況から一転、増減の動きが拮抗する展開にシフトしており、7月以降のさらなる改善に期待が高まる。鋼管向けの溶融亜鉛めっき生産量は39・9%増の2018トンだった。構造物向け...