仙台地区の一般鋼材市場は10月後半から荷動き鈍化が目立ち、足元も新規引合いは精彩を欠く状況が続く。 元請けゼネコンは決算を見据えコロナ禍による受注減の挽回に向け施主営業に注力。影響で流通への見積もり依頼は「見えている仕事の割には多いのでは」(扱い筋)。 鉄スクラップ価格の急伸で値上げ基調が強まり、流通では転嫁値上げの動きが本格化する。一方、...