一般形鋼は上値を試す展開。置き場・ベースの市場価格は、等辺山形鋼と溝形鋼=9万4千~5千円を高値圏に据えている。 7月公表のメーカー建値は東京製鉄の溝形鋼など形鋼類が前月比3千円高。原料の鉄スクラップも高値圏にあるため、他電炉も値上げ姿勢を堅持する公算が大。流通各社は価格転嫁が不十分として、帳破明けのあす21日から10万円の高唱えに踏み込む...