厚板の品薄傾向が全国的に加速し、流通筋の手持ち在庫が漸減している。旺盛な引き合い・出荷に対し新規玉の入荷が伴わないためで「在庫水準が〝危険水域〟に入った」(関東の有力販売店)ところもある。多くの流通・シャーでは、規格・サイズを問わず歯抜けが拡大し、このままでは「注文に100%応えられず、安定供給に支障が出るのも時間の問題」(同)と懸念する。