巻線メーカーの礎電線(本社・埼玉県吉川市、社長・田中友則氏)は2023年度までの中期3カ年計画で、現在約6%の経常利益率を10%以上にすることを目指す。導体の素材や形状が特殊な高付加価値品が売上高に占める比率を、現行の3分の1から5割に高めるなどして収益力を強化する方針。そのための営業活動・研究開発に注力していく考えだ。 同社では導体が一般...