国土交通省の建築着工統計を基に試算した5月の鉄骨需要量(換算鉄骨量)は、前年同月比7・2%増の39万3千トンだった。プラスは5カ月連続。前月に続き大型案件が堅調で、中小案件も前年実績を1割上回ったことが奏功した。 構造別で見ると、鉄骨造(S造)は10・1%増の38万7600トンと前月から横ばい。割合が低い鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)は...