神戸製鋼所は、電動化が進む自動車向けモーターに使われる磁性材料として純鉄系細線を開発した。高トルク(出力)で小型化しやすいメリットを顧客に提示し、今後製品化を目指していく。 モータは電磁鋼板を縦長に積層した「ラジアルギャップ型」が一般的な構造として普及している。神鋼が開発した磁性細線では「アキシャルギャップ型」という扁平な形のモータを造るこ...