住友金属鉱山は、2021年の世界のニッケル需給バランスが5万8千トンの供給過剰になるとの予測をまとめた。20年は13万2千トンの供給過剰だった。インドネシアの含ニッケル銑鉄(NPI)の増産が継続するが、世界のステンレス需要が増加見通しにあることに加え、電池用途のニッケル需要も拡大すると見込み、余剰幅は前年比で縮小すると予測した。