日本製鉄は、引張強度590メガパスカル級のハイテン(高張力鋼板)を用いた自動車向けの超軽量フード構造を開発した。同強度のハイテンは薄手なたため、軽量化に有効な半面、べこつき感が生じる課題があり、外観が重視されるフードへの適用は難しかった。フードの裏側部に蜂の巣のような六角形のハニカム構造を採り入れることで剛性を補い克服した。試作段階だが、ア...