日本アルミニウム協会によると、2020年度のアルミ製品総需要は前期比11・0%減の366万8431トンだった。新型コロナウイルスの感染拡大で上期を中心に需要が急減。下期には回復を見せた分野もあるが、主力の輸送機器をはじめすべての用途で前年度実績割れ。目安の400万トンを大きく下回った。 製品需要を用途別で見ると、全体の4割弱を占める「輸送」...