日本アルミニウム協会がまとめたアルミ圧延品の需要部門別特殊分類出荷実績によると、2020年度の自動車用アルミ圧延品出荷量は、前年比10%減の29万3767トンだった。新型コロナウイルスの感染拡大で、国内外の自動車メーカーが生産ラインの休止に踏み切ったため上期に需要が急減した。しかしながら下期には、一部自動車メーカー向けで数量が回復。通期では...