中国政府が矢継ぎ早に繰り出す鉄鋼政策に市場が大きく反応している。上海先物市場では熱延コイルの取引価格(10月限月)が11日に初のトン当たり6400元台を付け、労働節明けのわずか4営業日で500元(約80ドル)ほど値上がりした。 中国政府は5月からホットなどの輸出に対する増値税還付を撤廃し、6月からは能力削減策の「鉄鋼業生産能力置換実施弁法」...