全国ステンレスコイルセンター工業会(JSCA)の鋼板販売・在庫統計によると、20年度のステンレス鋼板販売量は前期比12・9%減の60万トン、加工量は同12・2%減の94万3千トンだった。いずれもリーマンショック後の09年度以来の低水準で、加工量の100万トン割れも09年以来。新型コロナ影響で、特に5~8月の落ち込みが大きかった。 ニッケル系...