東邦チタニウムの21年3月期連結決算は経常損益が4億1700万円の赤字(前期は37億1600万円の黒字)に転落した。赤字はボーイング787の就航遅れでチタン需要が低迷した15年3月期以来6年ぶり。 新型コロナの感染拡大により主力の航空機向けを中心としたスポンジチタンの販売減少が響いた。国内向けの一般産業分野も振るわなかった。 売上高は20・...