日本鉄鋼連盟が4月30日発表した普通鋼鋼材の需給速報によると、3月末の国内向け在庫率は2月末に比べ30ポイント強低下し、134・7%となった。出荷が好調だった一方で在庫量が約3%減少した。3月末の在庫率は2018年11月以来、約2年半ぶりの低水準。国内の鋼材市場では年明け以降、需給ひっ迫が鮮明になっている。在庫率の低下はこれを裏付けた形だ。...