「自動車関連だけでなく、ようやく需要分野全体での回復感が鮮明化してきた。ただこうした状況を手放しで喜ぶのではなく、業務改革を推進して一段と競争力に磨きをかけなければならない」とするのは、中部地区磨棒鋼メーカー・MTKの松原豊文社長。 昨春の新型肺炎影響に伴うエンドユーザーによる生産調整、実需急減期を乗り越え、足元では月を追うごとに繁忙感が強...