東邦チタニウムは21日、若松工場(北九州市)内に建設していたニッケル粉工場が稼働したと発表した。これにより同社全体のニッケル粉生産能力は6~7割拡大する。 操業を始めたのは同社で4棟目の「第4工場」。ニッケル粉は、積層セラミックコンデンサ(MLCC)の内部電極材料として使われる。IoTや自動車の電装化を背景に需要が伸びていることに対応し20...