鉄鋼原料の価格交渉ではかつて「モデレート」という言葉が頻繁に使われた。適度、穏健といった意味だが、その言葉の背景には、高炉メーカー、鉱山会社双方にとって急激な価格変動は望ましくないとの共通認識があった▼原料炭の四半期価格の値決め方式がスポット価格連動型に移行した。鉄鉱石がスポット連動となったのは2010年度。原料炭はその後も、トップ同士の交...