2020年に2千万トン強となった東南アジアの鉄鋼輸出のうち、向け先の4割以上が中国向けだったことが東南アジア鉄鋼協会(SEAISI)の集計で明らかになった。 対中輸出は、棒鋼や線材、半製品・ビレットといった条鋼類が全体の約3割を占めた。インドネシア青山製とみられるステンレス半製品のほか、スラブや厚板といった鋼板類の対中輸出も1割ほど見られた...