ステンレス冷延鋼板類の入着量が1月に20年下期の1・5倍の水準にはね上がり、2月も1・3倍と高止まりした。需要は回復局面だが、店売りの回復度とはレベル観が食い違う。複数の東アジア大手ミルが昨年11、12月契約で対日輸出の引き受けを大幅に絞り、2月入着は減るとみられたが、一部の大手ミルの納期遅れの解消、配船ズレなどが2月の高水準に影響したよう...